モーツァルト/フラグメントホ長調K494a
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CD(Virgin cassics VJCC−23059)
モーツァルト/ホルン協奏曲全集
1.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
2.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412
5.ロンド変ホ長調K371
6.ホルン協奏曲断章ホ長調K494a
ティモシー・ブラウン(ナチュラルホルン)
ジギスヴァルト・クイケン指揮
エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団
録音 1989年1月5月&6月
これは80年代にヨーロッパでオリジナル楽器(古楽器)によるオーケストラがいくつも誕生したころにロンドンで活躍する古楽器奏者たちが1986年に創設した団体の演奏です。
ティモシー・ブラウンはアカデミー室内の首席のころはバウマンの録音で第2ホルンを担当した録音がありましたが、ソロは初めてでした。しかもナチュラルホルンを吹いてのモーツァルトというのは驚きました。
ティモシーのホルンはゲシュトップト奏法をかなり強調したような音色が目立ちますが、第3番では自然に聞こえたりしてモーツァルト時代にロイトゲープが演奏したのはそんな音だったのかなと思わせます。
ロンドはこの演奏は従来の楽譜です(ドルース編)。ティモシーは翌90年に提示部の60小節を加えた新しい版で世界初録音をしています。
またフラグメントでは未完の部分のオーケストレーションを施した版を使用してますがこれはティモシー・ブラウン自身の編曲です。 |
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