モーツァルト/ホルン二重奏曲K487

3曲/バリー・タックウェル(二重録音)(1983)


LP3枚組(ロンドン L75C-1786/8) 
CD3枚組(ロンドン POCL-4022/4)
CD2枚組(DECCA 475 7104)

  モーツァルト/ホルン作品全集
 1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412
 2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
 3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
 4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
 5.管楽器のための協奏交響曲K297b
 6.フラグメント変ホ長調K370b
 7.コンチェルト・ロンド変ホ長調K371
 8.歌劇「イドメネオ」より「もし父を失うならば」
 9.ロンド ニ長調K514
10.フラグメント ホ長調K494a(K.Anh98a)
11.ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調K452
12.ホルン五重奏曲変ホ長調K407
13.ホルンのための二重奏曲K487より
      第1曲、第3曲、第6曲
   バリー・タックウェル(ホルン&指揮)
     イギリス室内管弦楽団(1〜10)
   シェイラ・アームストロング(ソプラノ)(8)
   デレク・ウイッケンズ(オーボエ)(5)(11)
   ロバート・ヒル(クラリネット)(5)(11)
   マーティン・ガット(ファゴット)(5)(11)
    ジョン・オグドン(ピアノ)(11)
    ガブリエリ四重奏団員(12)
    ケネス・エセックス(ヴィオラ)(12)
    録音 1983年6月&7月

 この録音はモーツァルトのホルン作品を全て集めたもので、フラグメントのK370bとロンドK514は初めて世に出た作品でした。特にタックウェルが苦労して集め、構成したK370bはナチュラルホルンでは演奏が困難だったでしょう。K514は最近では単独で録音されるようになりました。
 ホルンのための二重奏曲は12曲でできていますが、モーツァルトの自筆稿が存在するのは第1、3、6曲だけで、あとの9曲は他人の作の公算が大きいとしてタックウェルは3曲しか録音しませんでした。なおこの曲では二重録音をしています。
 この全集は全曲CD化されました。ホルン協奏曲とフラグメントは1枚物で発売されています。
 タックウェルは自分で指揮をして、自在な演奏をしています。彼のモーツァルトの集大成といって良いでしょう。 


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