室内楽作品
木管五重奏曲第1番、第2番/ディートマル・ウルリヒ(1988) |
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CD(KOCH SCHWANN CD310022H1)
ジャン・フランセ/室内楽作品集
1.木管五重奏曲第1番(1948)
2.ディヴェルティメント〜オーボエ、
クラリネットとファゴットのための
3.四重奏曲〜フルート、オーボエ、
クラリネットとファゴットのための
4.木管五重奏曲第2番(1987)
アウロス木管五重奏団
ペーター・リークス(フルート)
ディーテルム・ヨナス(オーボエ)
カール・テオ・アドラー(クラリネット)
ディートマル・ウルリヒ(ホルン)
ラルフ・サボウ(ファゴット)
録音 1988年2月
ドイツの木管アンサンブルによるフランスのジャン・フランセの室内楽作品集です。
木管楽器のための五重奏曲第1番は1948年の作品です。第1楽章ではホルンの主題が明るく演奏され華やかな雰囲気の作品です。4つの楽章で構成されています。各楽器がそれぞれ活躍する楽しい作品です。
ディヴェルティメントはオーボエ、クラリネットとファゴットによる三重奏曲です。4つの楽章で構成されています。第1楽章「モデラート」、第2楽章「アレグレット・アッサイ」、第3楽章「エレジー、グラーヴェ」第4楽章「スケルツォ」となっています。やわらかな響きの楽器の演奏はまた味わい深いものです。
四重奏曲はフルート、オーボエ、クラリネットとファゴットによる木管四重奏です。フルートが加わると響きが明るく華やかになります。4つの楽章で構成されています。
木管五重奏曲第2番は1987年の作品。5つの楽章で構成されていて19分ほどの演奏時間を要します。第1楽章「プレリュード(レント)」はロマンティックな前奏曲、第2楽章「トッカータ」はアレグロで華やかな響きがあります。第3楽章「スケルツァンド」は軽快なリズムでホルンが活躍、第4楽章「アンダンテ」は管楽器の明るい響きが聞きどころです。第5楽章「アレグリッシモ」は神経質そうなオーボエが華やかに奏でます。各楽器が跳躍的なフレーズを演奏するところも聴きどころです。見事な演奏です。 |
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