アンサンブル
ベートーヴェン/ハルモニー・ムジーク集/フォルカー・グレーヴェル(2007) |
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CD(MDG MDG345 1476-2)
ベートーヴェン/ハルモニー・ムジーク集
1.「エグモント」Op84より
2.「プロメテウスの創造物」Op43より
3.「アテネの廃墟」Op113より
(シェーファー編曲による木管五重奏版)
マーロット五重奏団
ステファニー・ヴィンカー(フルート)
クリスティアン・ヴェッツェル(オーボエ)
ウルフ=グイド・シェーファー(クラリネット)
フォルカー・グレーヴェル(ホルン)
フォルカー・テスマン(ファゴット)
録音 2007年1月31日〜2月2日
木管五重奏によるベートーヴェンの管弦楽作品です。編曲はクラリネット奏者のシェーファーです、
劇音楽「エグモント」は7つの曲が演奏されています。第1曲:ヴィヴァーチェはなじみ深い主題が流れます。最後の第7曲:アレグロ・コン・ブリオは序曲でも最後に演奏されますが、大変素晴らしい編曲による演奏です。
バレエ音楽「プロメテウスの創造物」は録音の少ない作品です。ここでは7つの曲が編曲されて演奏されています。4曲目のアレグロ・モルトは楽しそうに演奏されます。6曲目はまるでオリジナルの作品のように聞こえます。7曲目のアレグロ・コン・ブリオもまさにベートーヴェンらしい作品です。素晴らしい編曲と演奏です。
劇音楽「アテネの廃墟」は序曲と「トルコ行進曲」が有名です。編曲は序曲と7つの曲によります。序曲は木管五重奏でここまで良い表現ができるかと思うほどきれいなものです。見事な演奏です。4曲目に「トルコ行進曲」が演奏されます。これぞベートーヴェンの「トルコ行進曲」です。フルートはピッコロ持ち替えで鮮やかな演奏です。素晴らしい演奏です。続く5〜8曲目も良い演奏です。木管五重奏にレパートリーが増えたようです。 |
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