ホフマイスターのホルン作品
ノットゥルノ第1〜3番&6番/ヤコブ・ヘフティ(1998) |
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CD(TUDOR 7075)
ホフマイスター/ノットゥルノ集
1.ノットゥルノ第1番変ホ長調
2.ノットゥルノ第2番ヘ長調
3.ノットゥルノ第3番変ホ長調
4.ノットゥルノ第6番ニ長調
サイモン・フックス(オーボエ)
ヤコブ・ヘフティ(ホルン)
マンフレッド・ザックス(ファゴット)
ミシェル・ルイリー(ヴィオラ)
カーチャ・リヒター(ヴィオラ)
録音 1998年6月1〜4日
ホフマイスターの珍しい編成の五重奏曲です。オーボエ、ホルン、ファゴットと2つのヴィオラによるノットゥルノは低音をファゴットに任せているかと思えばそうでもなくファゴットの細かいフレーズが縦横に吹かれてびっくりです。ダンツィの木管五重奏曲などでもファゴットに難しいフレーズを与えていますがホフマイスターも同様です。4つの作品が録音されていますが、2つのヴィオラはほとんど目立つことがなく3つの管楽器が主役のようです。なお、ヤコブ・へフティはスイスのホルン奏者でチューリヒ・トーンハレのソロ・ホルン奏者をつとめています。
この中では第3番がよくできた作品と思われますが、各楽器へのメロディのつなぎ方、対旋律のような手法など手に汗を握る緊張感漂う作品です。5つの楽章で22分近い演奏時間は4つの作品では最も大きい作品です。ホルンの活躍も多く楽しい作品です。メヌエットでは2つのヴィオラに主題を歌わせており楽しい作品です。
第6番の第1楽章は息詰まる激しさを感じさせる冒頭が凄いです。まるで狩りの音楽のようです。ホフマイスターの隠れた作品で誰しも楽しめることでしょう。 |
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