ダマーズのホルン作品

子守歌/ゲイル・ウィリアムズ(1997)
CD(Summit DCD298)

Deep Remembering
1.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ ヘ長調
2.クーツィール/ロマンス
3.   〃   /輝かしいスケルツォ
4.ベンソン/ホルン・ソナタOp47
5.ダマーズ/子守歌Op19
6.ビッチ/フランス民謡による変奏曲
7.ウィルソン/Deep Remembering
  ゲイル・ウィリアムズ(ホルン)
  マリー・アン・コヴァート(ピアノ)
   録音 1997年7月

 ゲイル・ウィリアムズの2枚目のアルバムはベートーヴェンから現代の作品まで多彩です。
 ベートーヴェンのソナタは卓越したうまさが光る演奏で流れるようなホルンとピアノの深い響きが見事でした。
 クーツィールの作品も聴き応えがあります。ベンソンはデンマークの作曲家です。ホルン・ソナタはウィルヘルム・ランツキー=オットーによって演奏されていました。ゲイルの演奏もまた見事です。
 ダマーズの子守歌は他にもいくつかの録音があります。堅い曲の中にあって一時の安らぎを与えてくれます。
 ウィルソンの作品は「深い思い出作り」といった意味と思いますが、大変穏やかな第1曲「プロローグ、静寂はどこへ」と燃えるような第2曲「炎へのステップ、エピローグ」からなる曲です。この曲は日本の浜松で初演されたそうです。


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