オスカー・フランツ/無言歌

ハンス・ピツカ(1996)
CD(HANS PIZKA HPE−CD07)

19世紀のロマンティック・ホルン作品集
1.アダム・ヴィルト/幻想曲Op3
2.イグナツ・ラハナー/夜想曲Op37
3.C・D・ロレンツ/エレジーOp24
4.ハンス・リヒター/ロマンス
5.J・R・レヴィー/ディヴェルティスマンOp13
       〜シューベルトのモチーフによる
6.フロトー/ウィンターメルヘンのメロディ
7.オスカー・フランツ/無言歌Op2
8.フランツ・シュトラウス/ロマンティックな感傷
9.プロッホ/無言歌Op163
10.J・R・レヴィー/ディヴェルティスマンOp11
   ハンス・ピツカ(ホルン)
   ウィルフレッド・コッホ(ピアノ)
     録音  1996年11月

 ハンス・ピツカによる19世紀のレアなホルン作品集というアルバムです。今でこそオスカー・フランツの「無言歌」は演奏されますが、ドイツ以外ではあまり知られていなかった作品です。
 他の作品はレヴィー、オスカー・フランツ、フランツ・シュトラウス、ハンス・リヒターはホルン奏者でした。ハンス・リヒターは後に有名なウィーン・フィルの指揮者になります。ワーグナーの「ニーベルングの指環」の初演もしています。
 このアルバムはすべてロマンティックな作品ばかり揃っています。ピツカの名演、コッホの美しいピアノと共に素晴らしい音楽の世界があります。フランツ・シュトラウスの作品「Sentiments romantiques(ロマンティックな感傷)」はレアな作品で他に録音はないようです。


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