モーツァルト/ロンドニ長調K514

ルイ=フィリップ・マルソレ(2016)
CD(ATMA ACD2 2743)

モーツァルト/ホルン協奏曲全集
1.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
2.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
3.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
4.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&K514
              (レヴィン編)
5.ロンド変ホ長調K371(レヴィン編)
6.ファゴット協奏曲変ロ長調K191

  ルイ=フィリップ・マルソレ(ホルン)(1〜5)
  マチュー・ルシエ(ファゴット)(6)
  マチュー・ルシエ指揮
  レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
    録音 2016年7月

 カナダのホルン奏者ルイ=フィリップ・マルソレ待望のモーツァルトです。ロンドも録音しています。マチュー・ルシエのファゴット協奏曲がカップリングです。
 ホルン協奏曲第2番はまろやかなホルンの響きが大変きれいです。丁寧な演奏でレガート、タンギングが巧みです。時折装飾音を入れるところは聞き逃せないです。第2楽章のスラーもきれいです。第3楽章ではフェルマータのあとに短いカデンツァを入れることが多いのですが、マルソレはここでなんとオーケストラのホルンと和音を奏でるカデンツァを入れています。ここは注目です。
 ホルン協奏曲第3番も滑らかなホルンできれいな響きです。モーツァルトの美しさを十分に味わえる演奏です。カデンツァはオリジナルで長いものです。これは素晴らしい演奏です。第2楽章:ロマンスは優しさあふれるホルンが響きます。第3楽章はやわらかな響きのホルンで軽快な演奏です。
 ホルン協奏曲第4番は2本のホルンの和音に誘われてソロになります。この作品は転調の妙と主題の美しさが聴きどころです。カデンツァはオリジナルの長いものです。第2楽章はこれも美しいロマンスが流れます。第3楽章:ロンドは滑らかで軽快な演奏が素晴らしい。コーダ前に短いカデンツァが入ります。
 ホルン協奏曲第1番はレヴィン編曲による演奏です。第1楽章の後半に通常の版にはない主題が入ります。再現部前には弦楽に新しいフレーズも入ります。後半のホルン・ソロは聴きどころです。第2楽章はオリジナルの版でカデンツァが入ります。なおこのレヴィンの版ではには若干違うフレーズも聴かれます。 
 ロンド変ホ長調K371もレヴィンの版で、昔のロンドとは違って提示部が入ります。マルソレのホルンは滑らかで素晴らしいモーツァルトです。カデンツァがまた素晴らしい。
 ファゴット協奏曲は冒頭にホルンの高い音が響きます。ソロは指揮のマチュー・ルシエが吹いています。カナダにはジョージ・ズカーマンというファゴットの巨匠がいますが、彼に負けないほどの素晴らしい演奏です。第3楽章の技巧的な演奏も見事です。


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