アンサンブル

ジャーマン・ホルン・アンサンブル/ワーグナー/ホルンのための編曲集
CD(KOCH SCHWANNG 3−1594−2)

ワーグナー/ホルンのための編曲集
1.シュティーグラー編/「ローエングリン」幻想曲
   〜8本のホルンのための
2.ユーリッセン編/「トリスタン」幻想曲
     〜6本のホルンのための
3.ホンブッシュ編/「タンホイザー」ハイライト
     〜8本のホルンのための
4.フランスマン編/「パルジファル」幻想曲
     〜6本のホルンのための

  ジャーマン・ホルン・アンサンブル
  ウィル・サンダース(ホルン)(1〜4)
  ノルベルト・ダウサッカー(ホルン)(1〜4)
  シュテファン・ドール(ホルン)(1&3)
  ライナー・ユルキエヴィッツ(ホルン)(1〜4)
  シャオ・ミン・ハン(ホルン)(1〜4)
  ゲオルグ・シュレッケンベルガー(ホルン)(1〜4)
  ゲスト・ホルン
  ジェーン・レーマン=ハン(ホルン)(2&4)
  ゲルダ・シュペーリッヒ(ホルン)(1&3)
  ホルスト・ツィーグラー(ホルン)(1&3)
  録音 1994年

  ドイツのオーケストラのホルン奏者が集まったジャーマン・ホルン・アンサンブルによるワーグナーです。バイロイト音楽祭にも参加している彼らのワーグナーは素晴らしい。
 カール・シュティーグラーの編曲による「ローエングリン」幻想曲は8本のホルンのための作品。第1幕への前奏曲に始まり、迫力ある演奏が続きます。そして「結婚行進曲」があって後半の演奏となります。
 ヘルマン・ユーリッセンの編曲による「トリスタン」幻想曲は6本のホルンのための作品。「トリスタンとイゾルデ」からのテーマが流れます。ドイツのホルンの深い響きが素晴らしい。 
 ハンス・ホンブッシュの編曲による「タンホイザー」ハイライトは8本のホルンのための作品。有名な序曲に始まります。この序曲はホルンが活躍しますのでホルンだけでも充分楽しめます。ホルンが迫力ある演奏を繰り広げています。ステージ裏からのホルンを絡めた演奏があります。大行進曲で終わります。
 ホルガー・フランスマンの編曲による「パルジファル」幻想曲は6本のホルンのための作品。神秘的な響きの演奏が続き「聖金曜日の音楽」をはさんで後半になります。18分の大作です。演奏は抜群のアンサンブルです。


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