アンサンブル

トロンパス・ルザス/ホルン・アンサンブル
CD(TROMPAS LUSAS IRFC.10.164)

1.カール・エスターライヒ/ホルン四重奏曲へ長調
2.セルジオ・アゼヴェード/
       4つのホルンのためのソナタ第1番
3.ニコライ・チェレプニン/
     ホルン四重奏のための6つの小品
4.クラウディオ・モレイラ/輪廻(Metempsychosis)
5.アンリ・トマジ/小組曲
6.ルイス・カルヴァリョ/ホルンフォニー(Hornphony)

  トロンパス・ルザス
  J・ベルナルド・シルヴァ(ホルン)
  ヌノ・コスタ(ホルン)
  ブルノ・ラファエル(ホルン)
  ウゴ・ソーザ(ホルン) 
  録音 2012年3月25〜27日

 トロンパス・ルザス(TROMPAS LUSAS)は2010年にポルトガルの若手ホルン奏者により結成されたホルン四重奏団です。トロンパとはホルンのことです。4人共にハビエル・ボネトとアプ・コスターに師事しています。またバウマン、ヴラトコヴィチなど多くの巨匠たちに教えを受けています。それだけに実力のほどが伺えます。
 エスターライヒのホルン四重奏曲へ長調は6つの楽章がありますが、ここでは4楽章まで演奏されています。アンサンブルのうまさはさすがです。
 セルジオ・アゼヴェード(1968〜)の4つのホルンのためのソナタ第1番は2011年の作品です。勿論初録音になります。第1楽章:イントラーダ、第2楽章:メヌエット、第3楽章:タランテラの3つの楽章で構成されています。メヌエットは遅めのテンポで大変きれいな作品です。タランテラは賑やかで華やかな響きの音楽です。
 チェレプニンの「ホルン四重奏のための6つの小品」はホルン四重奏の古典ともいえる名曲です。第1曲「夜想曲」の美しさもさることながら、第3曲「狩」の楽しそうな響きが素晴らしいものです。 
 クラウディオ・モレイラ(1989〜)の「輪廻」は2011年の作品で、まだ学生の作品です。ホルン・アンサンブルの響きの素晴らしさを示してくれた作品で、和音の絶妙さが聞きどころでしょう。世界初録音。
 アンリ・トマジの「小組曲」は3つの小品で構成されています。第2曲の「子守唄」が大変きれいです。
 ルイス・カルヴァリョ(1974〜)のホルンフォニー(Hornphony) は造語でしょう。ホルンによるシンフォニーとでもいいましょうか。2010年の作品でこれは委嘱作品です。第1楽章「イントラーダ」、第2楽章「ファンファーレ」、第3楽章「エピローグ」の3つの楽章で構成されています。第2楽章「ファンファーレ」は音の移動が面白いです。響きの良さは見事な作品です。世界初録音になります。


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