モーツァルト/室内楽作品
モーツァルト/ディヴェルティメント第2番/アカデミー室内管弦楽団 |
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CD(PHILIPS PHCP-9017)
モーツァルト/室内楽作品集
1.ディヴェルティメント第2番ニ長調K131
2.カッサシオン変ロ長調K99
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団
録音 1987年1月6〜12日
マリナーがアカデミー室内を指揮したモーツァルトの中の1枚です。
ディヴェルティメント第2番ニ長調は6つの楽章で構成されています。編成は大きくフルート、オーボエ、ファゴットと4本のホルンが使われています。マリナーのモーツァルトは響きの美しさが素晴らしいものです。第3楽章と第5楽章のメヌエットでは4本のホルンが大活躍します。中でも第5楽章は冒頭から4本のホルンが明るい響きを聞かせてくれます。まるで狩りのホルンのようです。第6楽章は冒頭のアダージョからホルンの美しい響きが流れます。アレグロにはホルン・ソロもあります。ホルン奏者のクレジットはありませんが、ティモシー・ブラウン、ニコラス・ヒルらが演奏していると思われます。
カッサシオンは野外音楽として演奏されていました。編成は2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽合奏です。7つの楽章で構成されていますが、ホルンはオーケストラに厚みを持たせる和音楽器として使われています。13歳の作品とは思えない完成度です。 |
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