室内楽作品

八重奏曲/デイヴィッド・ブライアント(1987)
CD(MD+G L 3300)

ジャン・フランセ/室内楽作品集
1.八重奏曲〜クラリネット、ホルン、ファゴット、
     2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと
        コントラバスのための
2.クラリネット五重奏曲
3.ディヴェルティスマン
    〜ファゴットと弦楽五重奏のための 

 シャリス・アンサンブル 
 ライナー・ゾンネ(ヴァイオリン)(1〜3)
 ブリギッテ・ロホール(ヴァイオリン)(1〜3)
 ヤープ・ゼイル(ヴィオラ)(1〜3)
 アネッテ・アドルフ=ブレンナー(チェロ)(1〜3)
 ノルベルト・ブレンナー(コントラバス)(1&3)
 ディートヘルム・アドルフ(クラリネット)(1&2)
 シュテファン・リュディガー(ファゴット)(1&3)
 デイヴィッド・ブライアント(ホルン)(1)
 録音 1987年12月5〜10日
 ノルトキルヒェン宮殿オラニエンブルク・ザール

 ドイツのシャリス・アンサンブルによるジャン・フランセの室内楽作品集です。デイヴィッド・ブライアントがホルンを吹いています。彼はアメリカ出身ですがケルンで活動しています。
 八重奏曲はクラリネット、ホルン、ファゴット、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための作品です。シューベルトの八重奏曲と同じ編成ですが、4つの楽章で構成されていて、20分あまりの作品です。第1楽章「モデラート、アレグリッシモ」は管楽器の穏やか序奏があって、主部になると弦楽が加わってきます。フランセ独特のリズム感があります。流れるように勢いのある音楽です。後半にホルンの主題が流れます。第2楽章「スケルツォ」は忙しく動き回るスケルツォです。これもフランセらしい音楽です。ホルンが忙しく歌います。第3楽章「アンダンテ」は木管と弦楽が美しい主題を奏でます。ホルンも優しく歌います。第4楽章「ヴァルスの楽章」は楽しそうなワルツです。踊る弦楽、歌う管楽器というような楽しい音楽です。
 クラリネット五重奏曲は1977年の作品。4つの楽章で構成され第1楽章「アダージョ〜アレグロ」、第2楽章「スケルツァンド」、第3楽章「グラーヴェ」、第4楽章「ロンド」になります。現代作品ですが古典様式で演奏されています。第1楽章は流れるような主題がきれいです。第2楽章のスケルツォ楽章は弦楽の演奏が素晴らしい響きです。第3楽章は弦楽の美しさと穏やかなクラリネットが流れます。第4楽章は軽快なロンド、フランセの音楽の世界になります。
 ディヴェルティスマンはファゴットと弦楽五重奏のためのディヴェルティメントです。第1楽章「ヴィヴァーチェ」は冒頭からファゴットが忙しく歌います。ディヴェルティメントの深い味わいがあります。第2楽章「レント」は穏やかな主題の美しさがあります。第3楽章「ヴィーヴォ・アッサイ」はファゴットの超絶技巧が素晴らしい。第4楽章「アレグロ」は弦楽の厚い響きとファゴットの表現力の素晴らしさがあります。名演奏です。


トップへ
戻る
前へ
次へ




PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル