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J・S・バッハ／ﾌﾞﾗﾝﾃﾞﾝﾌﾞﾙｸ協奏曲第１番
| リチャード・トッド＆エドワード・マクマヌス（１９９４） |
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ＣＤ（hanssler CD 92.126)
J.S.バッハ／ブランデンブルク協奏曲全集
ＣＤ１
１．ブランデンブルク協奏曲第１番ヘ長調BWV1046
２． 〃 第２番ヘ長調BWV1047
３． 〃 第３番ト長調BWV1048
ＣＤ２
４．ブランデンブルク協奏曲第４番ト長調BWV1049
５． 〃 第５番ニ長調BWV1050
６． 〃 第６番変ロ長調BWV1051
リチャード・トッド（ホルン）（１）
エドワード・マクマヌス（ホルン）（１）
キャスリーン・レンスキ（ｳﾞｧｲｵﾘﾝ）（１、４＆５）
インゴ・ゴリツキ（オーボエ）（１）
ゲルハルト・フェッター（オーボエ）（１）
アラン・フォーゲル（オーボエ)(１＆２）
ケネス・マンデー（ファゴット)(１）
エリザベス・ベーカー（ヴァイオリン）（２）
ステファン・バーンズ（トランペット)(２）
ジュディス・リンセンバーグ（リコーダー)(２&４）
キット・ヒギンソン(リコーダー)（４）
キャロル・ウィンセンス（フルート)(５）
ジェフリー・カハネ（チェンバロ）（５）
シンシア・フェルプス（ヴィオラ）（６）
ミヒャエル・ノヴァーク（ヴィオラ）（６）
マーク・チャットフィールド（ヴィオラ・ダ・ガンバ）（６）
シラ・カンメン（ヴィオラ・ダ・ガンバ）（６）
ヘルムート・リリング（指揮
オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団
録音 １９９４年７月１１＆１２日
オレゴン州ユージーン、ハルトセンター
ヘルムート・リリングがアメリカのオレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団を指揮して録音したブランデンブルク協奏曲全集です。
ブランデンブルク協奏曲第１番は弦楽の良い響き、リチャード・トッドとマクマヌスのホルンが大変きれいです。ゴリツキら３本のオーボエも良い響きで、目の覚めるような素晴らしい演奏です。第２楽章もゴリツキの美しいオーボエが、レンスキのヴァイオリンと共にきれいに響きます。第３楽章は２本のホルンが明るく響きます。トッドらのホルンのうまさも抜群です。オーボエとヴァイオリンのソロもきれいです。第４楽章のメヌエットは良いテンポです。第１トリオのオーボエとファゴットの美しい響きは素晴らしい演奏です。ポロネーズは速めのテンポできれいな演奏です。第２トリオのホルンとオーボエは速めのテンポで大変見事な演奏です。このメヌエットは大変素晴らしい演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第２番のトランペットはステファン・バーンズがピッコロ・トランペットを演奏しています。美しい音色のトランペットです。これは素晴らしい演奏です。フォーゲルのオーボエやリンセンバーグのリコーダーもきれいに響きます。第２楽章はオーボエ、リコーダーそしてベーカーのヴァイオリンが通奏低音と共に大変きれいな演奏です。第３楽章のトランペットはきれいで完璧な演奏です。リコーダーやオーボエもきれいな響きです。これは素晴らしい演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第３番は弦楽合奏の美しい響きがあります。第１楽章はリリングの指揮が素晴らしいアンサンブルです。第２楽章のアダージョは弦楽にチェンバロのカデンツァが入る短いものです。第３楽章は弦楽の華麗な響きが素晴らしい演奏です。良いアンサンブルです。
ブランデンブルク協奏曲第４番のリコーダーはジュディス・リンセンバーグとキット・ヒギンソンによる演奏です。これこそリコーダーの和音と言える素晴らしい響きです。レンスキのヴァイオリンと共に良い響きです。第２楽章のアンダンテはリコーダーの響きと弦楽の厚い響きが素晴らしいです。第３楽章冒頭の弦楽の響きがきれいです。２本のリコーダーとヴァイオリンもよい響きです。
ブランデンブルク協奏曲第５番はキャロル・ウィンセンスのフルート、レンスキのヴァイオリン、ジェフリー・カハネのチェンバロによる演奏です。冒頭の軽やかな弦楽による演奏に続くフルート、ヴァイオリン、チェンバロがきれいに響きます。後半のカハネのチェンバロ独奏（カデンツァ）が聴きものです。第５番はここが魅力です。第２楽章のフルート、ヴァイオリンとチェンバロ、通奏低音がよい響きです。第３楽章はフルート、ヴァイオリンに勢いのある素晴らしい演奏です。バッハの音楽の美しさがあります。
ブランデンブルク協奏曲第６番はヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、コントラバスとチェンバロで演奏しています。中低音楽器の美しい響きがあります。ヘルムート・リリングが作り出すバッハの音楽はやはり見事です。第１楽章から勢いがあります。第２楽章はガンバが抜けますが、中低音の弦楽器の美しい響きがあります。第３楽章も大変素晴らしいアンサンブルです。これは素晴らしい演奏です。 |
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