アンサンブル

ザンドナーイ&ノヴァーク/室内楽作品/ステファノ・ロッシ(2022)

CD(Da Vinci Classics C00773)

1.ザンドナーイ/組曲「フラ・イ・モンティ」
  (フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、
          バスーンとピアノのための)
2.ノヴァーク/「バレッティ A9」
  (フルート、オーボエ、クラリネット、F菅ホルン、
  バスーン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと
             コントラバスのための)

 ジェシカ・ダルサント(フルート)(1)
 ファビオ・リゲッティ(オーボエ)(1)
 マルコ・ブルスケッティ(クラリネット)(1&2)
 ステファノ・ロッシ(ホルン)(1&2)
 フランチェスコ・フォントラン(バスーン)(1&2)
 カロージェロ・ディ・リベルト(ピアノ)(1)
 アンナ・ボースキ(フルート)(2)
 パオロ・ヴィヴァルデッリ(オーボエ)(2)
 クラウス・マンフリーニ(ヴィオラ)(2)
 アンドレア・フェッローニ(ヴァイオリン)(2)
 ロレンツァ・バルド(チェロ)(2)
 アンジェリカ・ガスペレッティ(コントラバス)(2)
 ジョヴァンニ・コンスタンティーニ指揮(1&2)
  録音 2022年4月24&25日

 イタリアのザンドナーイとチェコのノヴァークの作品をイタリアのアンサンブルが演奏しています。ジョヴァンニ・コンスタンティーニが指揮をしています。
 リッカルド・ザンドナーイ(1883-1944)の組曲「フラ・イ・モンティ(FRA I MONTI) 」はフルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンとピアノのための作品です。4つの楽章で構成されています。第1楽章はカンツォーネでアンダンテ・モッソです。ピアノと管楽器の六重奏で、響きは圧倒的に素晴らしい演奏です。ホルンとバスーンのユニゾーンは厚い響きです。第2楽章のノットゥルノはアダージョ、冒頭からクラリネットとバスーンの厚い響きが聴かれます。そしてオーボエのきれいな響きも聴かれます。低音域のユニゾーンは素晴らしい響きです。やがてクラリネットやホルンもきれいに響きます。後半はオーボエの華やかな響きも聴かれます。終結前にはホルンのソロもあります。第3楽章のマズルカはピアノと管楽器の華やかな響きに始まります。ここでもユニゾーンは多いです。中間部ではフルートがきれいに響きます。後半もピアノが良い響きです。第4楽章のセレナータはアンダンティーノ・モッソです。ピアノと管楽器の厚い響きに始まります。やがてホルンやクラリネットがきれいに歌います。ここではフルートやオーボエもきれいに響きます。中間部ではホルンがきれいに歌います。きれいなセレナータです。良い演奏です。
 ヤン・ノヴァーク(1921-1984)の「バレッティ A9( BALLETTI A 9)」はフルート、オーボエ、クラリネット、F菅ホルン、バスーン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための作品で、1955年にチェコ九重奏団の委嘱で作曲されたものです。第1楽章はアレグロ・モルトで、華やかな響きに始まります。弦楽の厚み、フルートやホルンのよい響きがあります。そしてクラリネットとバスーンのきれいな響きもあります。後半にはホルンのきれいな演奏もあります。終結は見事な演奏です。第2楽章のモデラートは木管の良い響きで、クラリネットがきれいに歌います。ヴァイオリンのきれいな響きもあります。中間部には弦楽の厚い響きも聴かれます。オーボエやクラリネットも良い響きです。弦楽のピツィカートもきれいです。後半もきれいな演奏です。第3楽章はレントでゆったりと始まります。ヴァイオリンと木管のきれいな響きです。やがてホルンとバスーンもきれいに響きます。オーボエやフルートも華やかに響きます。ヴィオラやチェロの響きも素晴らしいです。終結前にはクラリネットのきれいな響きもあります。第4楽章のヴィヴォは弦楽の華やかな響き、木管とホルンの鮮やかな演奏に始まります。木管とホルンの細やかな演奏も素晴らしいです。後半にもホルンのきれいなソロがあります。木管と弦楽の素晴らしい響きもあります。これは素晴らしい作品で、見事な演奏です。


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