モーツァルト/ロンドK371

バリー・タックウェル(1990)



CD1(Collins ISC−2507(11532)
CD2(Regis RRC1007)
CD3(Collins 11532)
CD4(alto ALC1107)

モーツァルト/ホルン協奏曲全集
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.ホルン協奏曲第0番変長調K370b&371
       (タックウェル編)
6.フラグメント ホ長調K494a(98a)

  バリー・タックウェル(ホルン)
  バリー・タックウェル指揮
   フィルハーモニア管弦楽団
    録音 1990年7月

 これはタックウェル4度目のモーツァルト全集録音でした。曲数は同じですが、並べ方が面白く、1番ではK514のロンドを2曲続けて(タックウェル編とジェスマイヤー編)収録して3楽章にしています。そしてK370bとK371を2曲並べて第0番としたのは確かにそういう予定で書かれたと想像できますので、いいかもしれません。続けて聞いてもいいわけですから。
 このモーツァルトはさすがに1971年の時のような面白さはありませんが、円熟の演奏といいましょうか、落ち着いた堂々とした演奏です。さすがです。タックウェルのモーツァルトは演奏のお手本でしょう。 ロンドK371は0番の2楽章としていますが、勿論オーケストレーションはタックウェルです。カデンツァは短めのもので今回は1971年とほとんど同じです。 


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