J・S・バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番

ピエール・デル・ヴェスコーヴォ他(1956〜60)

LP(ERATO RE−1024−RE)
CD(ERATO B15D−39304)

1.バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番へ長調
2. 〃 /ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調
3. 〃 /ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調

  ラインホルト・バルヒェット(ヴァイオリン)(1)
  ピエール・デル・ヴェスコーヴォ(ホルン)(1)
  ピエール・ピエルロ(オーボエ)(1)
  ゲオルク・シュミット(ヴィオラ)(3)
  クルト・レーデル指揮
    ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団
      録音1956〜1960年頃

  この録音はクルト・レーデルの最初のブランデンブルク協奏曲全曲録音の中の1枚でした。ヴェスコーヴォは第1番の第1ホルンを吹いています。第1楽章からビヴラートのきいた明るい響きのホルンが流れます。味のあるホルンです。第2楽章ではピエルロの美しいオーボエが聞きどころ。第3楽章は2本のホルンが華やかに響き渡ります。
 第4楽章のメヌエットは程よいテンポですすみます。ホルンがきれいです。第1トリオではオーボエ素晴らしい響き、ポロネーズは抑えすぎずいかにも楽しそうなポロネーズです。第2トリオのホルンとオーボエの掛け合いは遅めのテンポで大変きれいな響きです。ヴェスコーヴォの個性的なホルンが素晴らしい。
  第3番は程よいテンポの演奏です。弦楽のアンサンブルがこれも見事な演奏です。第2楽章のアダージョにはチェンバロのカデンツァが入ります。きらめくチェンバロの響きが素晴らしい。第3楽章のアレグロも弦楽の素晴らしい響きが聞かれます。
  第6番はヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、コントラバスとチェンバロだけによるいわば中低音楽器だけによる演奏です。
 第1楽章はヴィオラとガンバが主役でシンコペーションの主題が交錯しますがこの演奏は勢いを感じさせる見事な演奏です。第2楽章はガンバが抜けてヴィオラとチェロが優雅に演奏します。第3楽章は全合奏でフーガのように追いかけてゆく主題が繰り返されています。これもまた素晴らしい演奏です


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