J・S・バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番

モーリス・アンドレ&ロベール・タサン(1973)
CD(ERATO KACD-228)

バッハ/ブランデンブルク協奏曲集
1.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
2.      〃       第3番ト長調BWV1048
3.      〃       第5番ニ長調BWV1050

  ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)(1〜3)
  ピエール・ピエルロ(オーボエ)(1)
  ジャック・シャンボン(オーボエ)(1)
  クロード・メゾヌーヴ(オーボエ)(1)
  モーリス・アンドレ(ホルン)(1)
  ロベール・タサン(ホルン)(1)
  ポール・オンニュ(ファゴット)(1)
  ジャン=ピエール・ランパル(フルート)(3)
アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(チェンバロ)(2&3)
  ベルナール・フォントニ(チェロ)(2)
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮
   パイヤール室内管弦楽団
    録音 1973年6月

 パイヤールのブランデンブルク協奏曲はこの1973年の録音ではモーリス・アンドレにホルンを吹かせるという話題のものでした。管楽器はランパル、ピエルロ、オンニュ、トランペットのアンドレとエラートの名手揃いでした。
 1番は明るい音色のフランスのバッハともいえそうな演奏です。アンドレとタサンのホルンは1番を吹くアンドレのホルンがほとんどフリューゲルホルンのようでどちらかというと太い音色のトランペットのようです。楽器はディスカントホルンと思います。第3楽章はまさにモーリス・アンドレのホルンです。トランペットの吹き方そのままにホルンを吹いているようです。第4楽章のトリオでは明るい響きのホルンがかつてのフランスのホルンを聞いているようです。なおオーボエ、ファゴットの演奏は申し分ありません。楽しくなります。
 第3番は弦楽合奏の美しい響きがあります。なお第2楽章冒頭にチェンバロのカデンツァが挿入されています。トッカータBWV915ということです。
 第5番はランパルのフルート、ジェラール・ジャリのヴァイオリン、ベッケンシュタイナーのチェンバロによる演奏です。冒頭の軽やかな弦楽による演奏に続くフルート、ヴァイオリン、チェンバロがさわやかです。ベッケンシュタイナーのチェンバロ独奏が聴きものです。


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