J・S・バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番

南西スタジオ管弦楽団(1980年代)
CD(Zyx CLASSICS  CLS-4032)

バッハ/ブランデンブルク協奏曲集
1.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
2.      〃        第2番ヘ長調BWV1047
3.      〃        第3番ト長調BWV1048
4.      〃        第5番ニ長調BWV1050

  ヘリベルト・ミュンヒナー指揮
   南西スタジオ管弦楽団
  録音 1980年代

 この指揮者とオーケストラは実在するかどうかは不明ですが演奏は一級品です。
 ブランデンブルク協奏曲第1番の演奏は速めのテンポで実にきれいなホルンと弦楽による響きが素晴らしい。オーボエの響きも良く申し分ありません。第2楽章はゆったりとしたテンポで良い響きです。第3楽章は勢いのある演奏でホルンもきれいです。第4楽章は速めのメヌエット、第1トリオはオーボエとファゴットの対話がきれいです。ポロネーズも速いです。第2トリオのホルンとオーボエの演奏は速めのテンポでこれも見事なものです。
 ブランデンブルク協奏曲第2番はトランペットのきれいな響き、フルートもきれいです。第2楽章はヴァイオリンとオーボエ、フルートのトリオ・ソナタがきれいです。第3楽章ではトランペットの高域の音がよく響きます。フルートとオーボエの響きもきれいです。
 ブランデンブルク協奏曲第3番は弦楽に厚みがあり美しさがあります。第2楽章のアダージョは2楽章のみ。第3楽章のアレグロは速いテンポで緻密な演奏が素晴らしい。
 ブランデンブルク協奏曲第5番の演奏は冒頭の弦楽合奏に続くフルート、ヴァイオリン、チェンバロの響きがこの曲を聞く楽しみです。
フルートのやわらかい響きがきれいです。長大なチェンバロ・ソロは大き目の録音でよく響きます。第2楽章はチェンバロのアルペッジョに続くフルートのやわらかな響きとヴァイオリンがきれいです。第3楽章の跳ねるようなリズムはヴァイオリンとフルートの息の合った演奏が見事です。そこに絡むチェンバロの響きが素晴らしい。


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