その他のホルン作品

リー・アクター/ホルン協奏曲(2007)/カロル・ニトラン
CD(Navona Records NV5848)

リー・アクター/作品集
1.アルト・サキソフォン協奏曲(2009)
2.ダンス・ラプソディ(2010)
3.ホルン協奏曲(2007)
4.オープニングのあいさつ(2009)
5.祝賀会序曲(2007)

  デブラ・リヒトマイヤー(アルト・サキソフォン)(1)
  カロル・ニトラン(ホルン)(3)
  カーク・トレヴァー指揮
  スロヴァキア国立交響楽団(1、2、4&5)
  スロヴァキア放送交響楽団(3)
  録音 2010年9月6〜8日(1、2、4&5)
      2007年6月(3)

 リー・アクター(1952〜)はアメリカの作曲家です。珍しい作品集です。アルト・サキソフォン協奏曲はグラズノフの協奏曲の他にフランスの作曲家の作品がいくつかあります。
 アクターのアルト・サキソフォン協奏曲は2009年の作品。3つの楽章で構成され、第1楽章「アンダンテ・アパッショナート」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「アレグロ・モルト」となっています。大変美しい作品です。標題音楽的ですが第3楽章は華やかで勢いがあります。リヒトマイヤーの演奏は抜群です。
 「ダンス・ラプソディ」は2010年の作品。ワルツで始まるこの作品はラヴェルの「ラ・ヴァルス」を思わせます。後半はスペイン舞踊風のファンダンゴになりますのでスペイン風ラプソディです。
 ホルン協奏曲は2007年の作品。シリコンバレー交響楽団の委嘱作品でクリストフ・ギレットのホルン・ソロで初演されました。3つの楽章で構成され、第1楽章「アレグロ・モデラート」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「アレグロ・ヴィヴォ」となっています。カロル・二トランはスロヴァキア・フィルハーモニの首席ホルン奏者ですが大変素晴らしい腕前の持ち主です。第1楽章はハイトーンで始まりますがこの音色がきれいです。21世紀作品ですが実にロマンティックです。第2楽章のアダージョは雄大な情景を表現したような音楽になっています。明るいホルンが素晴らしい響きです。第3楽章は快活なホルンが流麗に流れます。楽しそうです。 
 「オープニングのあいさつ(開演の挨拶)」は6分たらずの管弦楽作品で2009年に書かれました。あいさつ代わりの間奏曲といった印象です。
 「祝賀会序曲(祝典序曲)」は2007年にパロ・アルト・フィルハーモニの20周年記念として書かれました。華やかに始まる冒頭はお祝いムード満点です。明るい響きの作品です。演奏時間は11分ほどです。


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