その他のホルン作品2
ヘルマン・バウマン他/ポコルニー/2つのホルンと弦楽のための協奏曲 |
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CD(Membran LC14832)
「18世紀のドイツ王室の音楽集」
ディスク3/トゥルン・ウント・タクシス家
1.ポコルニー/2つのホルン、2つのフルートと
弦楽のための協奏曲ヘ長調
2. 〃 /フルート協奏曲ニ長調
3.アーベル/ヴァイオリン、オーボエと
クラリネットのための協奏曲変ロ長調
ヘルマン・バウマン(ホルン)(1)
クリストフ・ケーラー(ホルン)(1)
フランス・フェスター(フルート)(2)
ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)(3)
ピエール・フェイト(オーボエ)(3)
ディーター・クレッカー(クラリネット)(3)
ヤープ・シュレーダー指揮
コンチェルト・アムステルダム
録音 1972&73年
フランツ・クサヴァー・ポコルニーはボヘミアの作曲家、2つのホルン、2つのフルートと弦楽のための協奏曲ヘ長調は有名なホルン作品で古くから演奏されています。バウマンとケーラーの録音はLPで発売されていました。2人の作り出す和音の美しさはまさに絶品です。3つの楽章で構成されていてハイトーンの響きも素晴らしい。
ポコルニーのフルート協奏曲ニ長調は名手フランス・フェスターのフルートが聞きものですが、オーケストラにバウマンのホルンが響くのもまた聴きどころです。3つの楽章で構成されていて、第3楽章の2本のホルンも目立ちます。
カール・フリードリヒ・アーベル(1723〜1787)のヴァイオリン、オーボエとクラリネットのための協奏曲は18世紀の作品です。協奏交響曲のような作品で3つの楽章で構成されていています。第1楽章のアレグロはまさに勢いのある演奏でソロ楽器とオーケストラの響きが厚いです。第3楽章のオーボエ、クラリネットとヴァイオリンの絡みは美しい響きを出しています。 |
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