デニス・ブレイン
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CD(VENIAS VN-02402)
モーツァルトの作品集
1.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
2.ホルン五重奏曲変ホ長調K407
3.ディヴェルティメント第2番ニ長調K131
4.ディヴェルティメン第15番変ロ長調K287より
(第2第3楽章)
5.ディヴェルティメン第16番変ホ長調K289より
(第2第3楽章)
デニス・ブレイン(ホルン)(1〜5)
ワルター・ジェスキント指揮
フィルハーモニア管弦楽団(1)
グリラー弦楽四重奏団(2)
トマス・ビーチャム指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団員(3&4)
デニス・ブレイン管楽アンサンブル(5)
録音1946年3月27日(1)
1944年(2)
1947&48年(3)
1947年7月12日(4)
1952年11月(5)
デニス・ブレイン・コレクション(20枚セット)の第2集です。
ホルン協奏曲第2番はブレインが4番に次いで初めて録音した2番の協奏曲でした。翌1947年にはR.シュトラウスのホルン協奏曲第1番も録音していました。2番の協奏曲は全集を含めて6種類の録音があります。この録音はラウーのピストンの独特の音があります。
ホルン五重奏曲変ホ長調は1944年のSP録音でグリラー弦楽四重奏団との共演です。ブレイン唯一のスタジオ録音です。独特のタンギングは随所に聞かれ、ホルンはラウーのF管ホルンのためFシングルのやや不安定な音が時々聞こえます。しかしながら見事なモーツァルトです。
ディヴェルティメント第2番ニ長調はビーチャムとの貴重な録音です。6つの楽章のなかでブレインの活躍するのは第4楽章:メヌエットで2つのホルンが主題を吹いています。ラウーのピストンホルンを吹いています。第6楽章:アダージョでも冒頭から2本のホルンが優雅な響きを出しています。
ディヴェルティメン第15番変ロ長調もビーチャムの指揮で、第2楽章と第3楽章が収録されています。第2楽章「主題と変奏」は弦楽に始まります。ホルンがからむ変奏がきれいです。第3楽章「メヌエット」も弦楽がきれいな響きで2つのホルンが溶け合うように響きます。
ディヴェルティメン第16番はベインズの編曲による管楽五重奏版です。第2楽章「メヌエット」と第3楽章「アダージョ」が演奏されています。 |
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