デニス・ブレイン

バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番/モーツァルト/ホルン五重奏曲
CD(VENIAS VN-02416)

1.バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番
                 ヘ長調BWV1046
2.モーツァルト/ディヴェルティメント第14番
                 変ロ長調K270
3.  〃   /ホルン五重奏曲変ホ長調K407
4.シューマン/アダージョとアレグロ変イ長調Op70
5.ベートーヴェン/六重奏曲変ホ長調Op81b

  デニス・ブレイン(ホルン)(1〜5)
  ニール・サンダース(ホルン)(1)
  アラン・シヴィル(ホルン)(5)
  ボイド・ニール指揮
   ボイド・ニール室内管弦楽団(1)
  デニス・ブレイン管楽五重奏団(2)
  ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)(4)
  イギリス弦楽四重奏団(3&5)
  録音 1956年7月26日(1)
      1957年7月22日(2)
      1957年2月18日(3&5)
      1956年6月21日(4)

 デニス・ブレイン・コレクション(20枚セット)の第16集です。
 バッハのブランデンブルク協奏曲第1番はボイド・ニールとの2度目の録音です。ニール・サンダースとのコンビで演奏しています。第3楽章のアレグロではブレインの軽快なホルンがきれいです。また第4楽章のトリオでは2本のホルンとオーボエが素晴らしいアンサンブルをきかせてくれます。
 モーツァルトのディヴェルティメント第14番変ロ長調は1957年7月22日の録音でこちらは4つの楽章が全曲演奏されています。
 モーツァルトのホルン五重奏曲は1957年2月18日の録音でイギリス四重奏団との共演です。ブレインはこの作品の録音が3種類ありますがこれが最後の演奏でした。充実した時期の演奏は素晴らしく、表現力の豊かさが感じられます。
 シューマンの「アダージョとアレグロ」は1956年のオールドバラ音楽祭の録音でベンジャミン・ブリテンがピアノを弾いています。有名なスタジオ録音とは異なる表現の違いを楽しむことができます。相変わらず舌をまくうまさがあります。
 ベートーヴェンの「六重奏曲変ホ長調Op81b」は2つのホルンと弦楽四重奏のための作品です。第2ホルンにはフィルハーモニアに入団したばかりのアラン・シヴィルを起用しての演奏でした。この2つのホルンのための協奏曲のような作品を滑らかに演奏しています。歴史的な録音と言ってもよいでしょう。第2楽章の美しい和音にはうっとります。第3楽章の2つのホルンの掛け合いは絶品です。シヴィルのフィンガリングのうまさも素晴らしく、この作品の代表的な演奏といっても過言ではありません。


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