デニス・ブレイン
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CD(VENIAS VN-02420)
1.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op40
2.モーツァルト/ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
オーブリー・ブレイン(ホルン)(1&2)
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)(1)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)(1)
エードリアン・ボールト指揮
BBC交響楽団(2)
録音 1933年11月13日(1)
1940年4月10日(2)
デニス・ブレイン・コレクション(20枚セット)の第20集です。これはオーブリー・ブレインのアルバムです。
ブラームスの「ホルン三重奏曲変ホ長調」はオーブリー・ブレインの2度目の録音でした。ブッシュとゼルキンが共演した名盤です。SP録音ですが音質は良好です。ブッシュのヴァイオリンが艶やかです。第2楽章のスケルツォはデニス・ブレインが吹いているかのようです。オーブリーのうまさを教えてくれる演奏です。第4楽章はブッシュとゼルキンの迫力に負けないオーブリーの力強いホルンが聞かれます。
モーツァルトの「ホルン協奏曲第3番」は1940年ボールトの指揮で録音したものです。オーブリーの音色とデニスの音色が大変よく似ていることがわかります。第1楽章の滑らかな演奏は見事なものです。展開部でテンポを少し落として、またテンポアップしています。カデンツァは夫人のマリオン・ブレインによります。第3楽章の最後にアドリブが入ります。 |
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