デニス・ブレイン

ヘンデル、ハイドン、モーツァルト/管楽作品集

CD(WARNER CLASSICS 0190295019921)11枚組

CD8
1.ヘンデル/2つのクラリネット、ホルンのための
           組曲 HWV.424(ハース編)
2. 〃  /管楽のためのアリア ヘ長調HWV.410
3. 〃  /管楽のためのアリア ヘ長調HWV.411
4.ハイドン/ディヴェルティメント ハ長調 Hob.II:7
              「フェルトパルティータ」
5. 〃  /ノットゥルノ ハ長調Hob.II:32
6.モーツァルト/セレナード第11番変ホ長調K.375
7.  〃   /セレナード第12番
            ハ短調 K.388/384a

デニス・ブレイン(ホルン)
ジェルヴェーズ・ド・ペイエ(クラリネット)(1)
フレデリック・サーストン(クラリネット)(1)
マイケル・ドブソン(オーボエ)(2)
エドワード・セルウィン(オーボエ)(2)
スタンリー・スミス(オーボエ)(2)
ナタリー・ジェームズ(オーボエ)(2)
セシル・ジェームズ(ファゴット)(2)
エドワード・ウィルソン(ファゴット)(2)
アルフレッド・カースエ(ホルン)(2)
ニール・サンダース(ホルン)(5〜7)
カール・ハース指揮
ロンドン・バロック・アンサンブル(4〜7)
 録音 1949年12月28日(1)
     1950〜51年(2&3)
     1953年9月24日(4&5)
     1952年1月3&4日(6)
     1952年6月23日(7)

 デニス・ブレイン生誕100年記念アルバムです。ヘンデルは正規盤としては初出の音源です。
 ヘンデルの2本のクラリネットとホルンのための組曲(序曲)ニ長調は5楽章からできていますが、大変珍しい曲であり演奏も録音もほとんどないでしょう。ブレインのホルンが軽やかに響きます。クラリネットとのアンサンブルもきれいなものです。
 ヘンデルの管楽のためのアリア ヘ長調HWV410は4本のオーボエ、2本のホルンと2本のファゴットによる八重奏です。短い小品ですが、SP録音には丁度良かったのでしょう。楽しい作品です。
 ヘンデルの管楽のためのアリア ヘ長調HWV.411も4本のオーボエ、2本のホルンと2本のファゴットによる八重奏です。こちらも短い小品ですが、楽しそうな作品です。
 ハイドンのディヴェルティメント ハ長調「フェルトパルティータ」はロンドン・バロック・アンサンブルの演奏です。ブレインがホルンを演奏しています。5つの楽章で構成されています。管楽器による演奏で、各楽章が短い小品になっていますが、ハイドンの作品らしく完成度の高いもので、響きの良さは素晴らしいものです。
 ハイドンの「ノットゥルノ ハ長調」はオーケストラ作品で、ホルンが2本使われますので、ここではブレインとニール・サンダースがホルンを吹いています。3つの楽章で構成されています。弦楽器が入りますので深みのある響きになります。フルートが明るい響きを出しています。シンフォニーのような作品です。第3楽章ではブレインのホルンが響きます。
 モーツァルトの「セレナード第11番変ホ長調」はロンドン・バロック・アンサンブルの演奏です。ホルンのトップをブレインが吹いています。5つの楽章で構成されています。第2楽章と第4楽章のメヌエット、第3楽章のアダージョではブレインのきれいなホルンが聴かれます。
 モーツァルトの「セレナード第12番ハ短調」は管楽器のセレナードの名曲です。この作品は弦楽五重奏にも編曲されています。4つの楽章で構成されています。第1楽章ではブレインの鮮やかなタンギングが印象的です。第2楽章のアンダンテも美しい響きが聴かれます。第3楽章のメヌエットはモーツァルトの美しさにあふれています。第4楽章のアレグロは勢いのある演奏が素晴らしいです。


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