その他のホルン作品
ハイメ・バリウス・イ・ヴィラ/ホルン小協奏曲/ホルヘ・レンテリア |
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D(Passacaille 1048)
18世紀アンダルシアの葬送音楽
1.ハイドン/交響曲第44番ホ短調 Hob.I-44
「悲しみ」(セビリア大聖堂バージョン)
2.アントニオ・リパ/ラメンテーション(哀歌)
3.ホセプ・バレーラ/オフェルトリオ
4.ハイメ・バリウス・イ・ヴィラ/ホルン小協奏曲
5.ホセプ・バレーラ/オフェルトリオ
ジュリア・ドイル(ソプラノ)(2)
アレハンドロ・カサル(オルガン)(3&5)
ホルヘ・レンテリア(ナチュラルホルン)(4)
エンリコ・オノフリ指揮
セビリア・バロック管弦楽団
録音 2013年12月(1&3〜4)
2015年11月(2)
スペインのバロック・オーケストラによる録音で、いずれも世界初録音です。
ハイドンの交響曲第44番はセビリア大聖堂で演奏するための特別バージョンです。古楽器オーケストラの響きは味わい深いものです。第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ、第2楽章:メヌエット、第3楽章:アダージョ、第4楽章:フィナーレ/プレストになっています。
アントニオ・リパ(1718〜1795)の「ラメンテーション(哀歌)」はソプラノで歌われます。8つの楽章で構成されています。悲しみのアリアが切々と歌われます。通奏低音にはテオルボのような弦楽器の響きが聞こえています。
ホセプ・バレーラ(1729〜1788)の「オフェルトリオ」はオルガンのための短い協奏曲のような小品です。アンダンテ・スピリトーソです。
ハイメ・バリウス・イ・ヴィラ(1750〜1822)のホルン小協奏曲はアレグレットとラルゲットの単一楽章の協奏曲です。レンテリアのナチュラルホルンは滑らかな演奏で、大変素晴らしいテクニックです。音色もきれいなものです。コーダ前にカデンツァが入ります。
ホセプ・バレーラのもう1つの「オフェルトリオ」もオルガン協奏曲です。こちらはアレグロで演奏されます。ヴァイオリンのソロも聞こえますが、オルガン協奏曲です。 |
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