その他のホルン作品2

ドゥシェク/ピアノ、ヴァイオリンとホルンのための協奏的ノットゥルノ/トンミ・ヒューティネン
CD(ALPHA-CLASSICS ALPHA416)

ドゥシェク/作品集
1.2台のピアノと管弦楽のための協奏曲
                変ロ長調Op63
2.ピアノ五重奏曲 ヘ短調Op41
3.ピアノ、ヴァイオリンとホルンのための
        協奏的ノットゥルノ変ホ長調Op68

アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)(1&3)
オリガ・パシチェンコ(フォルテピアノ)(1&2)
フィンランド・バロック・オーケストラ+メタ4(1)
シッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(ヴァイオリン)
                 (2&3)
リイッタ・リーサ・リスティルオマ(ヴィオラ)(2)
ユッカ・ラウタサロ(チェロ)(2)
アンナ・リンタ=ラフコ(コントラバス)(2)
トンミ・ヒューティネン(ナチュラルホルン)(3)
 録音 2018年1月
 ヘルシンキ、オラリ教会

 ヤン・ラディスラフ・ドゥシェク(1760〜1812)はボヘミアの作曲家です。このアルバムはフィランドの古楽器団体による演奏です。
 2台のピアノのための協奏曲はロシアのピアニスト、アレクセイ・リュビモフとオリガ・パシチェンコがフォルテピアノを演奏しています。メタ4はフィンランドの弦楽四重奏団でこの録音に参加しています。ドゥシェクはピアニストでしたのでピアノ作品が多いのですが、ハープの作品も作曲しました。
 「2台のピアノのための協奏曲」は3つの楽章で構成され、35分の大曲です。古典派作品の美しい主題が多く聴かれます。この演奏ではフォルテピアノの独特の響きを聴くのが楽しいです。第1楽章:アレグロ・モデラート、第2楽章:ラルゲット・ソステヌート、第3楽章:アレグロ・モデラートとなっています。
 「ピアノ五重奏曲ヘ短調」は1799年の作品。ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスの五重奏です。低音に幅を持たせています。第1楽章:アレグロ・モデラート・マ・コン・フォコ、第2楽章:アダージョ・エスプレシーヴォ、第3楽章:アレグレット・マ・エスプレシーヴォ・エ・モデラートとなっています。26分ほどの作品です。
 「ピアノ、ヴァイオリンとホルンのための協奏的ノットゥルノ」は1809年の作品で、ホルンが入るピアノ三重奏曲です。第1楽章:アンダンティーノ、第2楽章:テンポ・ディ・メヌエットとなっています。リュビモフのフォルテピアノ、カーキネン=ピルクのヴァイオリンとヒューティネンのナチュラルホルンによる演奏です。第1楽章はピアノ主導でホルンの主題は少ないですがナチュラルホルンの快い響きが流れてきます。和声の楽器としての役割のようですが、弦楽器とは違いホルンの存在感は大きいです。コーダでは力強いホルンの響きがあります。第2楽章もホルンは主題よりも和声楽器としての位置づけです。それでもその響きの良さは格別です。22分ほどの作品です。


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