シューベルト/八重奏曲

エリック・テルヴィリガー(1994)
CD(CANYON PCCL−00241)

 シューベルト/八重奏曲ヘ長調Op166、D803
   〜2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
    コントラバス、クラリネット、ホルンと
   ファゴットのための

  ウィーン室内合奏団
  ヨーゼフ・ヘル(ヴァイオリン1)
   ペーター・ヴェヒター(ヴァイオリン2)
  ハット・バイエルレ(ヴィオラ)
  アーダルベルト・スコチッチ(チェロ)
  ヘルベルト・マイヤー(コントラバス)
   ノルベルト・トイブル(クラリネット)
  ミヒャエル・ヴェルバ(ファゴット)
  エリック・テルヴィリガー(ホルン)
  録音1994年5月21〜23日
   ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ

 シューベルトの八重奏曲は演奏に1時間を要する大曲で室内アンサンブルのための交響曲といえます。1824年に書かれており「未完成」と「ザ・グレート」の間になります。シューベルトはホルンを大切にした曲が多いのですが、この曲にも重要なメロディーを吹かせています。第1楽章のアレグロの中で吹かれる流れるようなメロディはクラリネットの主題に続くもので流れるような主題が美しいです。テルヴィリガーのホルンが響きます。コーダもホルンで終わります。第2楽章:アダージョはクラリネットで始まる穏やかな雰囲気がきれいです。第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェは快活なスケルツォです。トリオがきれいです。「ロザムンデ」を思わせるような主題と響きが流れてきます。第4楽章:アンダンテはには「ロザムンデ」の間奏曲を思わせるようなメロディーが出てきます。ホルンにも美しい主題が現れます。第5楽章:メヌエットはこの曲の中でも白眉といえる楽章です。クラリネットの美しい主題が転調しながら歌われ弦楽器、ホルンに受け継がれていきます。第6楽章・アンダンテ・モルト〜アレグロはシューベルトの音楽の美しさがあります。全6楽章、小さい編成ながらもオーケストラのような作品です。演奏時間64分。


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