モーツァルト/室内楽作品

ピアノと管楽の為の五重奏曲/デイル・クレヴェンジャー(1977)
CD(RCA TWCL-3011)

モーツァルト/室内楽作品集
1.ピアノ四重奏曲第1番ト短調K478
2.ピアノと管楽の為の五重奏曲変ホ長調K452

  ジェームズ・レヴァイン(ピアノ)(1&2)
  ロバート・マン(ヴァイオリン)(1)
  マイケル・アウゾニアン(ヴィオラ)(1)
  リン・ハレル(チェロ)(1)
  レイ・スティル(オーボエ)(2) 
  クラーク・ブロディ(クラリネット)(2)
  デイル・クレヴェンジャー(ホルン)(2)
  ウィラード・エリオット(ファゴット)(2)
  録音 1978年1月12日(1)
      1977年7月12日(2)

 指揮者でピアニストのレヴァインがラヴィニア音楽祭の音楽監督をしていた時に仲間たちと録音したモーツァルトです。
 モーツァルトのト短調は傑作揃いですが、このピアノ四重奏曲第1番もト短調です。3つの楽章で構成されていますが冒頭から聞く者を圧倒する響きが流れます。第2楽章「アンダンテ」は
モーツァルト独特の美しさ、ピアノの響きの良さがあります。第3楽章「アレグロ」では弦楽との調和のとれた演奏が素晴らしいもので、リン・ハレルのチェロが厚みを与えています。
 ピアノと管楽の為の五重奏曲は1784年モーツァルト28歳の時の作品です。この作品も古くから演奏されています。シカゴの巨匠レイ・スティルのオーボエが大変美しい響きを聞かせてくれます。
ホルンのクレヴェンジャーは1993年にもこの作品を録音していますがこの若いときの演奏もまた良い響きです。第2楽章「ラルゲット」第3楽章「アレグレット」と聞きごたえのある演奏です。レヴァインのピアノが素晴らしい。


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